75%読込完了

SSD、HDD、SDカードなどデジタルものをいろいろ買って試してみます。

 

ニコンEN-EL15aの互換バッテリーの持ちを検証!!EL15の違いは?

 アマゾンや楽天で、EN-EL15aの互換品が安く売られていますが、実際にどれぐらい使えるのか心配です。

 結論からいいます。「純正品のバッテリーの半分程度の持ちと考えてください。」

EN-EL15aとEN-15の違い

ニコン互換バッテリーEN-EL15aの値段

 EN-EL15aとEN-15の違いは、外側の色が違います。15aはグレー。端子の位置などは同じです。容量も同じく1900mAhです。

 調べてみると、古いEN-EL15バッテリーをD500で使用した際に、放電特性による残量表示が極端に少なく表示された件があった後に、外側の色と型番が変更されたもの。ニコンのD500ユーザー向けの資料には、対象バッテリーは新しいタイプに無償交換というなんとも素晴らしい対応が記載されています。

 バッテリーの放電特性と外側の色の違い、ということのようです。EN-EL15旧と15新、15aという3タイプが存在するようです。航空自衛隊のF-15の改修バージョンのようですね。

 現在のEN-EL15aでは、こうした問題は発生していないようです。

EN-EL15aが使える製品

 現在、出回っている新品、中古を含めてほとんどのニコン機種で使用できるタイプです。対応機種は以下のとおり。

D850 D810 D810A D750 D610 D500 D7500 D7200 D7100 D7000

 互換製品もEN-15aと15と表記されたものがありますが、どちらでも利用できるようです。

互換品は値段が半額以下

Powerextra ニコン Nikon EN-EL15 純正互換バッテリー Nikon D600,D610,D800,D800E,D810,D7100 対応 残量表示可能&純正充電器対応

 アマゾンや楽天で販売されている互換品は、安さが魅力です。実際に純正品のEN-EL15aが4,000円台で販売されていますが、互換品は、1,200円~3,000円台で中には2個セットで格安のものまであります

 極端に安いものは、レビューや評価を見てから購入することが安全策にはなるかと思いますが、基本的にどのバッテリーもハズれはありますので、このあたりは購入してみないて分からない部分ではありますが。

互換品を使ってみた

 少々不安があったのですが、アマゾンで安いバッテリーを購入。

 今回、購入したのはD-Li90。Pentax使いの筆者が使い続けているK-3用のバッテリーの互換品です。容量は、EN-EL15aとほぼ同じ1800mAh。EN-EL15aの容量は1900mAh。

 実は、ニコン使いの知り合いに聞いてみたところ、「興味はあるんだけど、アマゾンの安いやつは信用がイマイチなぁ」「ニコン用キャノン用ソニー用とかメーカー別でも、中身は一緒だろ」ということで、ニコンを借りて試すつもりが、自分のペンタで試すことに。そうそうニコン氏の言葉の中に、「ペンタ」は一言もでてこなかったのが少々気がかり。

 ともかく、自身のペンタで互換品を試してみました。

〇羽田空港で飛行機を撮影

 撮影と言えば、やはり空港。パシャパシャと枚数を撮るには最適です。しかも次から次へと飛行機がやってきます。羽田の1タミで撮影開始。互換品はきっちり充電完了品を持ってきました。

〇バッテリー残量黄色になったら節約

 撮影開始から約40分。撮影枚数にして約150枚程度で残量黄色ゾーンへ。途中、こまめにバッテリー節約でスイッチを切ってはいましたが意外に早く黄色く表示されました。

〇互換品で撮影できたのは約300枚

 この後も、飛行機が来るときに電源を入れてパシャパシャ→電源を切るを繰り返し、節約しながら撮影。気温がそれほど高くもなく低くもない10月なので、バッテリーの持ちがよかったのかもしれません。

 結局、残量がなくなったのは300枚ちょっと撮影した後。撮影可能枚数は約2時間弱で300枚といったところです。撮影時には、節約モードで連写をあまりしませんでしたが、航空祭や運動会など連写する場合は、当然短くなりそうです。

 同じ使い方をして、純正バッテリーの場合は500枚以上撮影しますので、互換品の性能は純正品の半分程度と考えておいたほうがよさそうです。

〇充電時間は短い

 純正のバッテリー充電器で、互換品を充電すると約半分の時間で充電完了です。撮影が終わって、帰宅して充電を開始して、パソコンにデータを移して、ご飯を食べてなどしてる間に充電完了していました。正確な時間はわかりませんが、純正品の半分程度の時間だった気がします。

こんな使い方に最適

 予備バッテリーとして使う場合には、互換品でも十分なような気がしますので、こんな使い方ができそうだなと思いついたものや実際に使っている方法を書いてみます。

〇航空祭の機動飛行前の試し撮り用

 航空祭の午前中は、戦闘機の機動飛行など連写する場合が多いので、それまでは純正品を使いたくない。あと地上展示機を先に撮っておきたいので、それまではバッテリーを節約したい。

 そんな使い方なら、互換品でも十分です。←実際にこのやり方で使っています。

〇花火の本番前の捨て撮り

 朝の場所取りの後、夕方に戻ってきてとりあえずアングルとレンズの確認で捨て撮りを。花火本番までは、バッテリーを節約したいものです。←今年の夏も、これでバッテリー節約できました。

 レリーズを使うとバッテリーの消費が速く感じますので、純正は本番まで撮っておくのがよいです。特に夏場の高温はバッテリーの消費を早めてしまいますので、この使い方はおすすめできます。

〇運動会の予備バッテリーとして

 運動会の最中は気になりませんでしたが、運動会が終わってから片付けなど意外に子どもの顔がいい顔をしている場面があります。結構バッテリー切れになることが多いので、最後のもう一枚用に互換バッテリーが活躍します。

バッテリー2個持ちの悩み

 カメラが趣味の人に、あるあるネタだと笑ってください。

〇充電器が1つしかない

 充電器が一つしかないがバッテリーが2つ。先にどちらを充電しておくか迷います。基本的に純正を先にして、時間があれば予備の互換品を充電するようにはしていますが、互換品のほうが充電終わるのが速いんですよね。

〇交換が意外と面倒

 先に入れておいた互換バッテリーが意外と長持ち、黄色表示だけどまだイケる。次のシャッターチャンスが終わったら交換するつもりが…。交換が意外と面倒で、ついつい先延ばしにして、シャッターチャンスを逃してしまうことも。

バッテリーを長持ちさせるコツ

 互換品に限らず、純正品でもバッテリーの長持ち方法は同じですね。

〇夏場は涼しく

 直射日光は避けて、少しでも日陰に。高温の車内もよくないので、できるだけ涼しくなるように工夫を。直射日光でタオル一枚おけておくだけでも、結構持ちが違ってきます。

〇冬場は保温を

 冬場はとにかくバッテリーの保温を。互換品2個+純正1個で、ダウンジャケットの内側で温めて交換しながら使っています。星空の撮影や冬山など特に低温になる場合は、バッテリーの消費がハンパなく早いので、保温が必要です。

 以上、長々と書いてしまいましたが、基本的に互換品の購入で迷っている方の参考になれば幸いです。

 最初に書きましたが、もう一度結論です。互換品は「純正品のバッテリーの半分程度の持ちと考えてください。」

EN-EL15aの互換品 安いものは、1,200円ぐらいからあります。